ただ座っているだけで噴き出してくる汗。
ここはケニア南東の港湾都市、モンバサ。
昔から中東との貿易で栄えてきたこの町は、
移り住んできたアラブ商人たちの影響でイスラム色が濃いのが特徴です。
オールドタウンに足を踏み入れるとそこはアフリカじゃないみたい。
街角の小さなカフェでマッシュポテトをまるめて揚げたのと、サモサを食べ、
おみやげ屋さんを覗きながら2時間くらい歩いていた気がします。
皮革工芸品、木工細工、石飾りのアクセサリーなどどれもレベルが高くてびっくり。
ニカブをまとった女性たちとすれ違い、
路地で遊ぶ元気な子供たちの声を聞きながらそぞろ歩いていると、
家々の隙間からときおり潮風が吹いて来ます。 手首のヘナタトゥーがよく似合ってます
そこからトゥクトゥクで5分くらいのモンバサ市街地はほんとに大都会です。
ナイロビに行く必要はないのでは?と思うくらい。日本食レストラン「御園」で天ぷらとお刺身食べちゃったー!
ルワンダにいる人たちごめんなさい!と唱えながら・・・笑
海岸沿いにはリゾートホテルが立ち並び、
クリスマスのイルミネーションを楽しみながら満月のビーチを散歩したり。
翌日はケニア野生動物公社に所属する同期隊員が海洋公園を案内してくれました。
ダウ船に乗って一時間。
ちょっと気持ち悪くなってきた頃に見えてきた沖のビーチ。
砂が真っ白!水が透き通って、潜らなくても底が見えます。
ケニア人たち、救命胴衣をつけて浅瀬で遊んでます。泳げないのかな・・・
こちらはやる気まんまんです。
深さ2メートル足らずでこんなにきれい。
お昼になったので、近くの島に立ち寄って海の幸をいただきます。
ボイルしたカニがぷりぷりして、おいしすぎて失神しそうでした!
殻から身をはずすのがめんどうなのか、外人たちはほとんど手をつけてません。
それ、いらないんだったらください・・・と言いそうになるのを必死でこらえました。
海を満喫し、ナイロビに戻る直前、
モンバサ空港の近くにある木工細工職人の村に立ち寄りました。気持ちのいい林の中に立ち並ぶテントやタープの下で、
職人さんたちがカンコンカンコンと木を削っています。
アイボニーという木の皮をはぐと、漆黒の幹が現れます。
ずっしりと重い木で、これで作った作品は漆塗りのように黒光りしていました。
入り口の販売所ではピカピカにやすりをかけた木製のゾウやインパラが
卸値価格で売られていたので、いくつかおみやげに買いました。
アレ買えコレ買えと言ってこないし、
職人さんたちは写真を撮られるの大歓迎だし、
なにより売られている作品がほんとにすばらしいので、ここはおすすめです。
モンバサは、ほんとに言うことなしのすばらしい町です。
ケニア人といってもいろいろなのでしょうが、
少なくともここモンバサで出会ったケニア人は、みんな爽やかで元気な人ばかりでした。
海も町も人も本当に素敵で、もっといてもよかったな、と思いました。
内陸国で乾ききった心がみるみる潤うのを感じました。
アイボニーっていう木なんだね。
返信削除ナイロビ空港で,ブックエンド1組(キリンさん付)を購入。
結構重かったけど,二人で下げて帰りました。
パパさんの還暦の誕生日に贈りましたよ。
>324k
返信削除いいものを買ったね!
お父さんの誕生日プレゼントに持って帰ってもらった、なんかへんな人間が3人立ってるのもアイボニーでできてるんだよ。
壊れずに着いたかな・・・?