Recording in RWANDA ★ 落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です!

2009年9月30日

amata

amata(アマータ:牛乳)

週末は、配属先のオフィスから離れて
バスに40分くらい揺られふたつ隣の町へ。
そこに住む獣医さんといっしょに往診にまわってます。
ほんとはこっちが本業なんだけどなぁ。
でも配属先が国の機関だからラボやオフィスにいることが多くて
ウィークデイはなかなかフィールドに出る機会がないのです。

うーん・・・笑
搾る前に乳房は拭かない、
というかこの人の手も洗ってない、
プラスチックのバケツ(洗濯洗剤が入ってたもの)にお乳を入れてる、
・・・とまぁ衛生的な問題は山ほどあるんだけど
今はこれが精一杯なのかも。
なにごとも、焦らずゆっくり。


でも実はこの国の牛乳、とってもおいしいんです。
30年間牛乳を飲めなかったわたしが
なんと毎日飲んでるんです。
牛乳おいしい!は
「アマータ アラリオーシェ!」って言います。
あったかい牛乳ください、は
「ンダシャーカ アマータ アシューシェ」。
ルワンダ人はほんとに牛乳大好き。
お昼を食べに食堂に入ってみてください。
定食みたいなのを食べながら、
大きなジョッキになみなみと注がれた牛乳を飲んでるおっさんたちの光景は
なんだか健全な感じがして、わたしは好きです。

2009年9月24日

レッツトライ!

東部県のニャガタレという田舎町に10日間ほど滞在中。
人工授精のトレーニングをしています。
研修生はみんな張り切ってます!
とりあえずまずは屠畜場でもらってきた子宮だけを使って練習。
熱心に覗き込んでいます。


フィールドに出て、実際の牛で練習。
なかなかうまく精液注入器が入らない。
直腸に手を入れるのも初めて、という人たちにとって
手探りで注入器を子宮頸管に通すことは至難の業。
何度かお手本をやってみせたり、いっしょに手を入れて導いたり。

2009年9月21日

道を歩けばUbkweにあたる

Ubkwe(結婚式)。

アフリカで最も高いと言われる人口密度のせいなのか、
それとも屋外で丸見え状態で式を挙げるせいなのか、
とにかく土日はものすごい頻度で結婚式を目にします。

ルワンダの伝統的なダンス。
女の子の動きがきれい。

結婚式の翌朝、新郎新婦の自宅にて。
参列者からの贈りものを眺めてほほえむ二人。

2009年9月19日

お隣の国から


福島県二本松市の訓練所で二ヶ月間、寝食をともにした仲間たち。
みんなそれぞれの場所で奮闘中。

リアル交換日記やってます。
エチオピア、ウガンダを経て、ここルワンダに到着。
お次はタンザニア。

2009年9月17日

わたしの台所

台所にカーテンがなくて外から丸見えだったので
休みの日に市場で布を買ってきて作ってみました。
でもずいぶん薄暗くなってしまいました。


冷蔵庫がないので、買ったものはさっさと使ってしまわないとすぐ傷みます。
奥のほうでシューッといっているのは、圧力鍋。
20,740フランもしたけど、思い切って買ってよかった!
タンザニア米だけど、日本米に負けないくらいおいしく炊けます。
最近お気に入りのサイト、Eレシピ。http://erecipe.woman.excite.co.jp/index.html 
トマトと豚挽き肉のキーマカレーに、
ルワンダの定番食材、イビシンボ(うずら豆みたいなの)を入れてみたところ、大正解。
三食ちゃんと食べることは
「きちんと暮らす」ためにとっても大事。


2009年9月12日

Murakoze(ムラコゼ:ありがとう)

・・・・!!!!
箱の中は日本の香り。
ひとつひとつパッケージがなんかいい匂いで
長いことしゃがみこんで嗅いでました。笑
協力隊に参加する前にいた診療所からの誕生日プレゼント。
わたし、30歳になりました。

2009年9月9日

吠える

南西の村に出張した帰り路肩に止まっている一台のトラックに遭遇。
牛を屠畜場に運ぶところのようです。
「なんかおかしいぞ」
一緒にいたルワンダ人獣医が車を止めました。
トラックが故障したらしいのですがどう見ても明らかに重量オーバー。
それにこの牛の積みかた・・・ひどすぎる。
何頭かは他の牛の下敷きになっていたり、下顎だけでロープにぶらさがっていたり。
ロープに全体重がかかってひどい浮腫を起こしている牛、けいれんを起こしている牛もいます。


この国の牛と人との関係はとてもよくて
牛飼いさんは愛情と敬意をもって牛に接していて
いつもわたしはそんな光景に励まされているのに・・・
なんだこれは!

わたしと一緒にいたルワンダ人獣医がトラックの運転手を呼び出して
身分証明や牛の搬送証明書を確認しているあいだに
トラックに同乗していた男たちに指示して牛を降ろさせました。
何頭かは立つこともできません。
数えてみると、積載上限頭数より7頭も多いようです。
3トン近くオーバーしていることになります。
そりゃあこんなおんぼろトラック故障するはずです。

はじめは遠巻きに見ていた男たちも
わたしがそこにあったロープで牛をつかまえて移動させ始めたら
「おぉ、このムズング(白い人)ルワンダの女より強いぞ」とザワザワし始めました。
「なんであんた牛の扱い方知ってるのか?」
「頼むよ、警察に通報するのは勘弁してくれよ」
「どうせこいつらはニャブゴゴに着いたら殺されるんだ」

ニヤニヤしながらそう言う男たちに腹が立ってきました。

「載せていいのは25頭までだよ!
 32頭も詰め込むから、牛がこんなひどい状態になるんだよ!
 あなたたちはこんなことしたらいけない!
 牛に敬意をはらわない人はぜったいお金儲けなんてできない!」
英語とキニャルワンダ語が混ぜこぜになって
言っているうちに頭に血がのぼってくやしくって涙が出そうになりました。


けっきょく警察が来て、彼らは牛を二台のトラックに分けて運ぶことになりました。
違法な積載許可を出した現地の獣医もたぶん罰せられることになると思います。

彼らの生活が苦しいのはわかるけど
結局こういうことを繰り返していたら
必ずしっぺ返しを喰らうのは彼らだと思うのです。


悲しい気分で帰路につきました。

2009年9月7日

見学

俺、ジャージーの種牛。
子供とちがってあんまりかわいくないだろ。


今は乾期だから食べものがなくてあんまりお乳が出ないの。
次の種付けに向けて、ホルモン剤を耳に埋め込んでます。
痛いよ~!

2009年9月2日

Ubkwe

友達の友達の結婚式。

準備からお手伝いして、フル参加しちゃいました。