Recording in RWANDA ★ 落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です!

2010年2月23日

日曜のパターン

小乾季はどうやら終わったらしく
ついに大雨季に突入したもよう。
毎日バケツをひっくり返したような雨が降ります。
珍しく水道からも連日ちゃんと水が出るし、
わたしのプチ畑で瀕死だったウムチャイチャーイ(レモングラス)も息を吹き返しました。
野菜のお値段も少し下がりました。
日曜は朝9時のミサに行って、
非常に聞き取りづらい説教をボーっと聴きながら
あぁ、今週もまたダラダラしてたなぁ、とか
来週はあれとあれをちゃんと済ませなくちゃ、とか
そういえば寒い日本でみんな元気にしてるのかなぁ、とか
わたしは何をしにアフリカまで来たんだったかなぁ、とか
そういうことを考え、
そのあと、教会のそばにある、ルワンダ最大の市場に行って
この一週間のあいだにメモしておいた野菜や日用品を買います。
午後は、ルワンダ人の友達を訪ねたり、
JICA関係の集まりがあれば参加したり、畑の手入れをしたり。

夜はいつもよりちゃんと料理して、
ビールを飲みつつゆっくり食べます。

日曜日はだいたいこんな感じ。


2010年2月17日

街角スナップ

いちおう首都に住んでいるのだけど
中心街に行くにはバスで一時間もかかるし
帰りはバス停で定員の何倍もの人がいっきにバスの扉に突進して
押すな押すなの大騒ぎでもみくちゃにされながら乗り込まないといけないので
なんかそういうのがめんどうで、
ついつい足が遠のいてる今日この頃。
ひさしぶりに街に買い物に出かけました。
かぎ針と食料品(地元では手に入らないベーコンとか乾燥パセリとか)を買いに。
ルワンダの婦人服はほんとにゆったりしてる。
オーバーウェイトなご婦人が多いからなぁ。
それにしても、肌の色が黒いマネキンって製造されてないのか・・・?

バス乗り場。昼間はこんな感じですが、夕方になると戦場と化します。

2010年2月10日

土曜の朝の突然の展開

この週末うちに遊びに来いよ!と友達が言ってくれてたので
土曜日の朝、「今日か明日行こうと思うんだけど・・・」と電話しました。
すると思いがけない返事が。
「うちの奥さんがさっき赤ちゃんを産んだんだ!今からいっしょに行こう!」
え・・・?さっき産んだ?行くってどこに???

とにかく言われた待ち合わせ場所に行って
一緒にキミロンコの診療所に向かいました。
そこは一般的なルワンダ人が受診する、低価格の診療所。
わたしたち隊員はJICA指定の大きな病院しか受診できないので
こういうところに入るのは初めて。

通された部屋は、分娩待機室 兼 産褥室 兼 新生児室。
せまくてうす暗いコンクリートむき出しの部屋に、
ベッドが6つ、すきまなく並べられていて、
今日、赤ちゃんを産んだばかりのお母さんたちが
横になっておっぱいをあげています。
その中に混じって、悲鳴をあげながら陣痛と闘う、分娩直前の妊婦さんたち。

なんかすごいとこに来てしまったぞ・・・と思いつつ
友達の奥さんにあいさつをして、
からだは大丈夫ですか?何時間くらいかかったんですか?なんて話をしていたら
親戚の人がどやどやと訪れ、
みんなベッドで横になってる妊産婦を押しのけて座り、
もってきたお弁当をまわして食べ初めました。
すすめられたので、わたしもそのじゃが芋ピーナツ煮をモグモグ・・・
すると突然、赤ちゃんのおばあちゃんにあたる人が
赤ちゃんを抱いてその場で大声でお祈りを始めました。
みんな食べるのをやめて、目を閉じて一緒に祈ります。
突然の展開に、食べてたものをあわてて飲み込んで、わたしも目を閉じます。
人の熱気で部屋の中はサウナのよう。

お祈りが終わり、友達も仕事に戻るというので一緒に病院を出ることにしました。
奥さんは今日の夜か明日の朝には家に戻るとのこと。
たった一日で退院かぁ・・・。

やっぱりルワンダ人女性、たくましいです。
こんな状況でひとりで10人くらい産んでしまうんだから。

2010年2月5日

ピザもできまっせ

宅配ピザがなくても
オーブンがなくても
ほらね。
パン粉(根性でパンをきざみまくる) 3カップ
卵 ひとつ
牛乳 大さじ3
以上をぐちゃぐちゃと混ぜてまとめる。
フライパンにクッキングシートを敷くことになっているけれど、
そんなものはないので、
パンを包んであったツルツルした紙を敷く。
そこにさっきのピザ生地もどきをうすーく広げて
焼くだけ。
片面パリッとなったらひっくり返してもう片面も焼く。
具をのせる。
ちょっと焼いて、はいできあがり。
これだったらめん棒なくても、生地を寝かせる時間なくても
ある物であっという間にできあがり。
今日は狂ったような豪雨のせいで、3時間くらい職場に足止め。
寒くて真っ暗な中ようやく帰り着いて、これ作りました。

2010年2月3日

収穫

大家が廃棄していったゴミの山を取り除き、
硬い地面を黙々と耕して作った小さい畑。
小松菜、水菜、ルッコラは意外とよく育ちました。
ちょっと育ちすぎなくらい。
オクラはひょろひょろとしてましたが、
どうにかこうにか収穫にこぎつけました。それがコレ。
それからもともと庭にはえていたマンゴーの木。
花が咲いて3ヵ月半、小さいけどやっと熟しました。
いい香り~♪

日本でのマンゴーの高級品っぷりを話すとみんなびっくりします。
は?マンゴーなんかどこにでも生えてるじゃん?って。

こっちでは大きなマンゴーでも100~200フラン(20~40円)。