Recording in RWANDA ★ 落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です!

2011年6月6日

なにごとも経験です

この2年間、いくつもの結婚式に参列したけれど
これが最後の結婚式。
花嫁は同僚のエスタ。

午前中の儀式は「グサバ」、日本の結納みたいなものです。
新郎になる男性とその親族一同が、新婦になる女性の実家へ行き
「どうか我々にお宅の娘さんをください」とお願いするわけです。

参列者、何時間待たされても文句ひとつ言わず座って歓談してます。
3時間押し。

さあ始まりました。
まずは、新郎側と新婦側の親族同士による交渉スピーチ。
「おたくの娘さんをください。」
「大事な娘です。代わりに何をくれますか」
「牛を1頭差し上げます」
「いやいや、一頭では差し上げられません」
みたいなやりとりを長々とするわけです。

交渉が終わると、牛が運ばれてきて
牛を扱う聖なる爺さんみたいなのがひとりで歌って踊ります。
今回は牛を持ち込むのは省略したらしく、
聖なる爺さんが歌っている間、たびたび録音テープから牛の鳴き声が流れていました。
それが済むと、親族や関係者のスピーチ。
この間、家の中ではドタバタと花嫁やブライズメイドたちの着付けが行われます。





花嫁といっしょにブライズメイドたちの登場。



「え!え!チャイナがいるぞ!」
「見ろ!チャイナだ!」

騒然となる会場。
あちこちから向けられるカメラ。
とほほ。。。

それから指輪の交換。


このあと、花嫁から花婿&花婿の家族への贈り物贈呈、
それから花嫁と花婿によるファーストバイト(お互いにファンタを飲ませ合う)、
そしていくつかのスピーチで、いったんここはおしまい。

はゾロゾロと教会に移動して、そこで結婚式です。
さらにまた移動して披露宴もあります。
まともに最後まで参列すると、夜の8時、9時までいることになるから大変。

でも、この日は折れたアバラが痛むので、ここで退散することにしました。

結婚式の2日前に突然頼まれたブライズメイド。
当日は想定外のりかちゃん人形みたいな衣装に一瞬ひるんだけど、
まぁこれもいい経験・・・かな?

着付けの人に
「えー!この子、なんで体の前と後ろが同じなの!?これじゃドレスが下がっちゃう!」
って言われたけど、そんなのルワンダ人と比べられても困るよね。

エスタ、ありがとう。
いついつまでもお幸せに。

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