Recording in RWANDA ★ 落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です!

2010年12月10日

お引越し

前回の続き。

牛たち、無事にお引越ししました。
いや、全然「無事」じゃなかったけど・・・ ^^;

待てど暮らせどトラックが来ない。

運転手に「今どこなの?」と電話をしても

「もう近くまで来た」
「あと5分」
「もう少しで着く」
というセリフを1時間くりかえす、ルワンダンランデブー。


待ちくたびれたハーズマン(カウボーイ)たち。


子牛たちはこれから何が始まるかも知らず
木陰でミルクがあったまるのを待っています。
母牛たちはずーっと日の照りつける草原を
のっそりのっそり群れで移動しながら草を食べていますが、
子牛たちは日がな一日、こうやって木陰でのんびりしています。

ようやくトラック到着。
ハーズマンたちが牛をトラックに追い込みます。
こんな小さいトラックに6頭なんて絶対載せきれないよ!と大反対しましたが、
やつら、無理やり押し込みました。
日本だったらこのトラック、せいぜい2頭だよ。。。

案の定、道中なんども荷台で牛が倒れたり、下敷きになったり。
ちょっと走っては止まってもらい、牛を立たせてつなぎ直しました。
こんな調子では今日中に目的地には着かないな・・・と思っていたら、
さらにめんどうなことが。

数キロおきに路肩に立っている警察官に検問されるわたしたちのトラック。
なんと止められた回数7回!

ちゃんと「牛を移動させてよろしい」っていう許可証を持ってるか、
車の整備はちゃんとやってあるか、などなど
毎回、止められるたびにしつこくチェックされ、
バックライトが点かないことを咎められ罰金を払う運転手。。。 オイオイ


・・・というわけで、結局2日かかって、
ようやく、ようやく目的の牧場にたどりつきました。

牛もぐったり、人間もぐったり。


ここでしばらくのーんびりしてもらって、
新しいおうちに慣れたころ、同僚たちの練習台になってもらう予定です。


ぼくもママと一緒に引っ越してきたよ!

3 件のコメント:

  1. ふわー!聞いてるだけで嫌になる~
    お疲れ様でした。

    ぼくはまさか移動中に産まれちゃったんですか?
    でも全部妊娠してない牛のはずじゃあ??
    なんかピカピカしてますね。

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  2. お疲れさんでした…

    こんなボクの頃から将来の大角の予感がタップリあるんやね♪

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  3. >マッキィ
    ほんとこの日は疲れちゃったよ・・・
    この赤ちゃんは、1週間前に産まれていたのです。
    母牛を直検したらまだ子宮が大きくて「え?妊娠?」と思いきや
    まだ産んだばかりで子宮が戻ってないだけでした。
    この2週間後にもう一度チェックしたらちゃんと戻ってたよ。

    >JOJO石
    そう言われてみればたしかに
    角の生えるスペースが平たくて大きい気がしますね。
    和牛だと、「体のわりに角だけ大きい=発育遅延」って見るじゃないですか。
    だから、その感覚がなかなか抜けなくて、
    こちらの育成牛を見るたびに
    ついつい「この牛、なんか病気したのかな?」って思ってしまいます。

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