日々の雑事に押し流されてなかなか書けないまま
一ヶ月が過ぎてしまいました。
なかなか書けないほんとの理由は
自分の心にある。
なかなか乗り越えられなかった帰国ショック。
だけど今回、もう一度ルワンダに行ったことで
いろんなことが見えてきた。
やっぱりわたしはルワンダ人じゃない。
だけど、ルワンダはやっぱりふるさとだ。
それがわかった。
“視察の旅”(主催:協力隊を育てる会)
今回ルワンダに3ヶ月ぶりの里帰りをすることができたのは
このすばらしい企画のおかげ。
任地にいる隊員に会いに行きたい!という留守家族のためのツアーで
これに申し込むと引率者付きで隊員に会いに行けるのです。
その引率者というのは、以前その国に派遣されていた元隊員、つまり今回のわたし。
個人で航空券を手配して行くよりちょこっと高額ですが
アフリカなんて初めて!な方にはこの企画はとてもヘルプフルだと思います。
引率者なので、参加者の動きや体調に気を配って
ちょっと気疲れはしますが、
それでもやっぱりひさしぶりのルワンダはほんとに
「落ち着く~!!」のひとことでした。
そして、
同僚や近所の人たちに再会して、
「隊員じゃない状態=使命がない状態」だとこんなにも寛大な気持ちで接することができるのか!
ということも、発見。
それから、外国人にとっては住みやすい国だと感じました。
隊員としての日々には実にたくさんの制約があって、
その住みやすさをあまりを感じられなかったけど。
同時に、
こんな旅行や視察じゃルワンダ人の姿は何にも見えてこない、とも思いました。
今回、「これがルワンダ?まるで違う国みたい!」と感じることが何度もあったのです。
今回の参加者の場合は
自分の娘や息子である隊員からディープなルワンダについて聞くことができますが、
そうではない、よくある「ほんの数日の」海外視察を
日常からの一時的エスケープ以上のものにするのって簡単じゃない。
そんなことを思ったり。
次回、帰国ショックのことを書いて、このブログを閉じる予定です。
>ルワンダ人じゃない、けれどふるさとだ。
返信削除これは深いなあ。
自分もエチオピア旅行しに行ってみたら
どう感じるのか試してみたいもんだ。
話は違うけれど、
先々月に日本を訪れたエチオピア人の友人が繰り返し、
『日本で暮らして、骨も埋めたい』って言うんだよね。
これを聞きながら、自分もエチオピア回帰の念にかられる
気持ちについて考えてみたけれど、
結局は日本っていう祖国(ふるさと?)が
自分の根っこにあってこそ初めて思い得ることなのかなあと。
こう感じたことが、
冒頭の文句から受けた印象とかぶさるなあ。
帰国ショックの巻、楽しみにしてます。
>アン
返信削除コメントありがとう。
やっと、最終回を書いたよ。
文章にするのはむずかしいね。