Recording in RWANDA ★ 落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です!

2011年11月18日

ルワンダふたたび

これを書かないとこのブログを締めくくれない、と思いつつ
日々の雑事に押し流されてなかなか書けないまま
一ヶ月が過ぎてしまいました。

なかなか書けないほんとの理由は
自分の心にある。

なかなか乗り越えられなかった帰国ショック。

だけど今回、もう一度ルワンダに行ったことで
いろんなことが見えてきた。

やっぱりわたしはルワンダ人じゃない。
だけど、ルワンダはやっぱりふるさとだ。

それがわかった。



“視察の旅”(主催:協力隊を育てる会)


今回ルワンダに3ヶ月ぶりの里帰りをすることができたのは
このすばらしい企画のおかげ。

任地にいる隊員に会いに行きたい!という留守家族のためのツアーで
これに申し込むと引率者付きで隊員に会いに行けるのです。
その引率者というのは、以前その国に派遣されていた元隊員、つまり今回のわたし。
個人で航空券を手配して行くよりちょこっと高額ですが
アフリカなんて初めて!な方にはこの企画はとてもヘルプフルだと思います。

引率者なので、参加者の動きや体調に気を配って
ちょっと気疲れはしますが、
それでもやっぱりひさしぶりのルワンダはほんとに
「落ち着く~!!」のひとことでした。

そして、
同僚や近所の人たちに再会して、
「隊員じゃない状態=使命がない状態」だとこんなにも寛大な気持ちで接することができるのか!
ということも、発見。

それから、外国人にとっては住みやすい国だと感じました。
隊員としての日々には実にたくさんの制約があって、
その住みやすさをあまりを感じられなかったけど。



同時に、
こんな旅行や視察じゃルワンダ人の姿は何にも見えてこない、とも思いました。
今回、「これがルワンダ?まるで違う国みたい!」と感じることが何度もあったのです。
今回の参加者の場合は
自分の娘や息子である隊員からディープなルワンダについて聞くことができますが、
そうではない、よくある「ほんの数日の」海外視察を
日常からの一時的エスケープ以上のものにするのって簡単じゃない。


そんなことを思ったり。


次回、帰国ショックのことを書いて、このブログを閉じる予定です。

2 件のコメント:

  1. >ルワンダ人じゃない、けれどふるさとだ。

    これは深いなあ。
    自分もエチオピア旅行しに行ってみたら
    どう感じるのか試してみたいもんだ。


    話は違うけれど、
    先々月に日本を訪れたエチオピア人の友人が繰り返し、
    『日本で暮らして、骨も埋めたい』って言うんだよね。
    これを聞きながら、自分もエチオピア回帰の念にかられる
    気持ちについて考えてみたけれど、
    結局は日本っていう祖国(ふるさと?)が
    自分の根っこにあってこそ初めて思い得ることなのかなあと。

    こう感じたことが、
    冒頭の文句から受けた印象とかぶさるなあ。


    帰国ショックの巻、楽しみにしてます。

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  2. >アン
    コメントありがとう。
    やっと、最終回を書いたよ。
    文章にするのはむずかしいね。

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