Recording in RWANDA ★ 落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です!

2010年8月17日

髪を編んだ日

更新が滞っているあいだ、いろんなことがありました。
仕事でも再び大きな変化があり、
葛藤の中、誰にも相談できずに過ぎてしまった日々を悔やんだり、
いやいや、あと10ヶ月あるんだ、と自分を奮い立たせたり。
それについてはまた後日。


プライベートは相変わらずおもしろおかしく日々が過ぎて行きます。

髪を編みました。
編みこみ屋さんにうちまで来てもらって、二日かかりました。

編んでもらってる間、ネットしたり本読んだりしててもいいのだけど、
なんか悪いかな、と思い、編みこみ屋さんと会話を試みるも、
さすがに二日目ともなると話すネタがなくなってきて若干、気まずい雰囲気に。
何しゃべろう・・・参ったなーアハハ、と途方にくれてるわたし。
この手前に写ってるモサモサした人工毛を編みこんでいきます。

完成。
現在、7日目。
髪を洗えないのでさすがにちょっとかゆくなってきましたが、
いや、かゆくないと思えばかゆくないような気もするぞ、と自分を騙して
あと一週間は頑張りたいと思います。

髪を編むのにだいぶお金がかかるので、
ルワンダ人は一日でも長くこのスタイルを維持するため
かゆくなったら頭皮にオイルやクリームを塗って保湿しつつ、一ヶ月以上しのぎます。
あと、先輩隊員に、タライにお湯を張って頭ごと浸すといい、と聞いたので
これも試してみようと思います。

それから、2週間ほど前のこと。にわとりのローザに異変が起きました。

この4ヶ月間、ヒヨコたちをかわいがって守ってきた親バカなローザが
突然わが子を攻撃し始めたのです。
執拗に突っつきまわしたり、鳴いて威嚇したり。

気でも狂ったのかと思っていたら、


ちょうど髪を編んだ朝、小屋のすみに卵を発見しました。
実に5ヶ月ぶりのことでした。
そう、このための子離れだったんですね。
小屋のすみにしゃがみこんだまま、しばらくの間しみじみと感動してました。

2010年7月23日

やっとフィールドへ!

結局、他の国家プロジェクトに忙殺されてこちらにまったく時間をさけない同僚はもう置いといて、
ドクターユミが勝手に仕事を進めてよろしい、ということになったので、
(いや、もちろん主体はルワンダ人であるべきなんだけど・・・)
国営牧場の牛を使わせてもらってフィールド試験に入ることにしました。

で、その国営牧場と「ここはひとつ協力しましょうや」っていう協定の準備をしつつ、
実際どんな牧場なのか、偵察に行ってきました。

ISARっていう農業省のリサーチ機関が所有する6つの牧場のひとつ。
380平方kmもあるんだって。
丘陵地なのでとにかくアップダウンが激しくて、標高も高いので、
ここにいるだけで心臓の壁が分厚くなりそう。


あらやだ、ムズング(白人)よ。
やーね、なに見てるのかしら。


できれば赤ちゃん産んだことない若い牛で始めたいんだけど・・・って言ったら
それならこの群れだ、と連れて行かれたのが下の写真で、
赤ちゃん産んだことないどころか、おまえがまだ赤ちゃんだよ、っていう群れ。
もうちょっと大きいのはいないの?と聞くと、
いやー遺伝改良のためにいろいろ掛け合わせすぎてわけわかんなくなったので
実はこないだ200頭まとめて売っちゃったんだ、とのこと。

写真に写ってるのは、待望の新しい獣医隊員です。
この国の獣医隊員はずっとひとりだったので、もうめっちゃ嬉しいです。
牛の臨床を5年やってたとか、鹿児島出身だとか、
いろいろかぶっててますますテンションあがります。
彼のミッションは北部州にある農業大学で獣医学科の先生をするというものですが、
到着直後の現在は首都で現地語の訓練を受けているので、
ちょうどいい!ということで、一緒についてきてもらいました。

うーん、この子くらいなら再来月ごろには使えるかな・・・?

とにかく、どんな牛がいて、どんな飼い方をしていて、どんな設備があって・・・
ということがわかったので大きな一歩です。
ここで遺伝改良にいそしむファブリスという研究者は
賢そうだし協力的なんだけど、フランクフォンなので英語での会話にかなり難アリ。
結局、この日のやりとりはすべて現地語でした。
むむー、現地語もますます鍛えられそうな予感。(フランス語を始める気力はなし。笑)

2010年7月17日

編みこみ&バナナ

日曜の昼下がり、髪の毛を編んでもらう先輩隊員。
美容院でやってもらってもいいのですが、
この作業、数時間(スタイルによってはまる一日!)かかるので
こうやって自宅に来てもらってリラックスして編んでもらうのもアリ。
髪の根元から人工毛を編みこんでいきます。
編みを細くすればするほど、時間もお金もかかります。
ちなみにこのカメラ目線の女性の髪の毛も人工毛。

わたしもそろそろやってみたいのだけど
これやると頭が洗えないから、
そのかゆさを想像してなかなか踏み切れずにいます。
そうじゃなくても最近、乾燥のせいで頭がかゆいんだよなー。
雨季に入ってからにしようかな。
でもこの人工毛、雨にあてるとダメらしく、
雨の日には、シャンプーキャップをかぶって街を歩く女性がいたりして
けっこう笑えます。


クボタ金属(株)の方、おたくのトラックは
今はアフリカの小さな国でバナナを載せて走ってますよー。

2010年7月6日

おかえりダニ

ダニが5日ぶりに帰ってきました。
あのかゆいダニじゃなくて
わたしのうちの警備員の名前がダニなんです。

彼はここキガリからバスで6時間もかかる
コンゴとの国境の町、チャンググに
奥さんと10人の子供を残して出稼ぎに来ています。

わたしの庭で働き始めて一年、初めての里帰り。

現地語しか話せないし、
身なりもあんまりきれいじゃないし、
いっつも居眠りしてるし、
耳が遠いし、
とにかく気が利かない、
そんなダニですが、
やっぱりいなけりゃいないで寂しい。

満面の笑みで帰ってきたダニ。
「うちの奥さんが、休暇をくれてありがとうってこれを・・・」と
次々にかばんから取り出したのは、
古ぼけた小さな旅行かばんの半分くらいを占めてたんじゃないか、
というほど立派なアボガド。


これがまたちょうどいい熟れ具合で、
テキトウに切って、パンにのっけて、塩ふって食べたら
とろけるおいしさ!



これからはダニにもっと優しくしよう、そう決心した単純なわたしでした。

2010年7月5日

学校におじゃましました

キガリ市から東回りで北へ3時間半。
ニャガタレという町のセカンダリースクール(中学校&高校)で
数学と物理を教える同期隊員。
生徒たちは先生のことが大好き。
だけど日々の授業はほんとに大変そう。
実験道具や文房具はすぐ盗むし、
テストは0点続出だし、
採点して返ってきた解答用紙はすぐにポイだし、
授業はすべて英語で行われているのに
現地語しか解さない生徒もちらほら、
そしてなにより
同僚の先生たちがしょっちゅう授業をさぼるらしい・・・
悩んだ彼女は、生徒たちに「先生の出席簿」をつけさせ、
授業に来なかった先生を摘発して注意しているらしい。笑
これがチャイム。
ガンガン叩いて授業の始まりを知らせます。
給食室。
育ち盛りなのに毎日同じメニューです。
まずこのトウモロコシの粉を炊いたもの。
とくに味つけはナシ。
それにこのイビシンボ(煮豆)をかけて食べます。
以上。
全寮制なのですが、こんなのしか食べてないなんてちょっと心配。
給食が出るだけましなのかなー?

なにはともあれ、生徒たちは
のびのびとバスケしたり、
友達とふざけあったり、
寮で洗濯物をしたり
歌を歌ったりしてました。
いろいろめちゃくちゃだけど、
なんとかなる、なんとかやってる、そんな感じで
頼もしく思いました。

2010年6月30日

洗礼の祝日 (6月6日)

列の先頭に立って花びらを振りまく役の子たち。
美容院で大人なみのヘアメイクしてもらって、
一張羅のドレス着て、ウキウキです。
お父さんも気合入れてビデオカメラまわしてますよ(写真右側)。
この人たぶんめっちゃお金持ち。
教会での儀式のあとは、
みんなで手拍子して歌を歌いながら
ゆっくりゆっくり町をパレード。
炎天下、せまい道を埋め尽くす人の群れ。
ルワンダ人の歩くスピードはふだんから驚くほど遅いです。

ようやく教会に戻ってきたところ。
もうヘロヘロ・・・

このあと、初聖体を受けた子どものおうち2軒に招かれ、
どちらの家でもごちそうになっちゃって、
満腹&酔っぱらいなわたしでした。

2010年6月27日

時差はないけどテレビもない

想定外(?)の盛り上がりを見せているワールドカップ!!
こちらルワンダにいる日本人も
めちゃめちゃ盛り上がってますよー!

上の写真は日本×オランダ戦。

最後の最後、え?今のゴール入ったんじゃない!?
っていうのでぬか喜びしている瞬間。笑

そして先週のデンマーク戦。南アフリカとの時差がないので、
ゴールデンタイムに楽しむことができるのはいいのですが、
同時に行われる試合がカメルーン×オランダ戦ということで
当然、ルワンダ人たちはそっちを見たいわけです。
自宅にテレビを持っていないわたしたち隊員は
レストランやスタジアムに行って見るしかないので、
こうなったらどこかの店を日本人で占領してチャンネル権を奪おう!ということに。

いやー、そこまでして見たかいがありました。
日本チームにチャンスがめぐってくるたびに大騒ぎ。
どちらかに点が入りそうになるたびに絶叫。
この日のビールはルワンダで飲んだ中で一番おいしかった!

「さて、もう一杯ビール注文してこよー」と立ち上がるわたし。



2010年6月23日

二年生へ!


去年の今頃、わたしは中東のあたりを飛んでいました。
そして去年の明後日、ルワンダ空港に到着したと思います。

まるで日本の離島の空港のようなキガリ国際空港



一年目は長い。二年目はあっという間。
先輩隊員が口をそろえて言います。

きっとそうなんだろうなと思います。

いよいよ始まる二年目。
正直、期待と気合でワクワクです。

アフリカで暮らしたら、ワタシ別人になっちゃうかも!?

みたいな期待ははずれ、

あいかわらず、トイレットペーパーがないと嫌だし、
朝、水をかぶるとき息が止まりそうになるし、
大事なことをすぐ忘れるし、
騙されやすいし、
見栄っ張りだし、
やっぱりわたしは死ぬまでわたしなんだろうと思います。



ルワンダは好きでも嫌いでもないです。
ただ、「ホーム感」が日に日に増して、
日本のことを遠い外国だと感じたりする。



てくのろじーの国、じゃぱん。

みんなカンフーができるらしい。

空に「TOKYO」って書いてあるらしい。

これ、9割以上のルワンダ人が信じている伝説。笑



でもわたしもだんだん
それが嘘か本当かわからなくなってきています。

2010年6月21日

だめだぁ

計画書や提案書を出しても、
ミーティングしましょうと言っても
「忙しいからあとで!」の繰り返しだった上司が
ようやく
「大きな進展のないまま一年が過ぎようとしている」
ということに気付いてくれて
事態は好転し始めていたんですが・・・

あれもこれもと、華やかなプロジェクトはすべて自分が仕切りたい同僚が
完全に容量オーバーで
あらゆる作業が後手後手。
それでわたしの担当プロジェクトも再び頓挫。

ドイツの会社から届いた移植器とシースは
なぜか長さも太さも全然フィットしなくて
調べてみると、お互いの型番が合ってない!
メールで問い合わせると、
「この移植器とシースを一緒に使うとは思わなかったので・・・」
って、小学生みたいな言い訳が帰って来て
ひっくり返りそうになりました

また入札からやりなおし。

受精卵を扱う器具を洗うための専用の洗剤を注文したら
これでいいですか?と提示されたのが
皮膚病の治療のための薬浴剤。

いや、全然違います、実験器具を洗う洗剤です、
と伝えたところ、
何日かして再び提示されたのは
床磨きや洗車に使う洗剤と、
手を洗うハンドソープと、
動物小屋の消毒をする洗剤・・・

いや、だから入札書類にも書いてあるように
わたしたちが洗いたいのは車でも犬小屋でもなく、
細胞を扱う実験器具なんです!!
「laboratory detergent」で検索したらいっぱい出てきますから!
と念を押すと、

週明けの今日、
「ご希望の品は用意できないことがわかりました」
というかなり残念な連絡が・・・。
めんどくさくなったんだろうな。

4社に見積もりを出してもらうよう依頼したけど
この会社以外、音沙汰すらなし。
同僚は気がついたらガーナに行っちゃってるし、
頼みの上司は省庁からの呼び出しで東奔西走しててつかまらないし、、
あーあ、どうしましょ。


毎朝、庭のひよこにパンをちぎって投げながら
「あーあ・・仕事行きたくないよぅ・・・」とつぶやく今日この頃。

2010年6月15日

グセゼラーナ

グセゼラーナ=契約すること
つまり、市役所に行って、法的に夫婦として認めてもらう儀式。
結婚式や披露宴とは別の日に、前もって行います。
この日は4組のカップルが合同でこの儀式を行いました。
市長さんの長い長い長ーい講話。
夫婦とは・・・みたいな話。
狭い部屋に人がぎゅうぎゅうで、たまに意識が遠のきつつ、3時間。
講話のあと、新郎・新婦がそれぞれルワンダ国旗を握りながら
「この人を一生の伴侶とします!」と宣言します。
彼は、知り合いの美容師さん。
奥さんはまもなく臨月を迎える妊婦さんなので
ドレスがはちきれそう。
ジェノサイドで家族をすべて失った彼は、
この新しい家族の誕生を心から楽しみにしているみたいです。
エリゼ、おめでとう!!